ゲームに必要なメモリ

本章では、PUやCPUほど重要ではないものの、ゲームPCのチェックポイントとして覚えておきたい、メインメモリとHDDについて書いてみたいと思います。

まず結論から言いますと、メインメモリもHDDも、容量が大きければ大きいほど良く、特に重要なのは、メインメモリの方です。
HDDにはWindowsのプログラムなどのデータが保存され、これらを展開して実行する作業スペースがメインメモリの部分です。
メモリの容量が足りなくても、ゲームが起動しなくなることはありませんが、足りない部分を書き換えの遅いHDDで行うため、動きが悪くなります。

PCゲームが遅くてとてもプレイできない場合、ゲーム以外のソフト(セキュリティーソフトなど)を終了させると、多少動作が軽くなるのは、そうすることによって、メインメモリの容量不足が改善されるからです。

ゲームを快適にプレイできるメインメモリ容量とは?

ゲーム向きのGPU編・その1で述べた、DxDiagツールの「システム」タブにある「メモリ」を見ると、PCが搭載するメインメモリの容量が分かるはずです。
あとは、ゲームの動作環境表に書かれたメインメモリと照らし合わせればいい…はずなのですが、ここで注意しなければならないポイントがあります。

基本的に、ゲームメーカーは「Windowsとゲームしか動作していない」ことを想定して必須動作環境や推奨動作環境を決めています。
しかし実際の使っているPCでは、ウイルス対策ソフトなどが常時動作していたりするなど、複数のソフトがメモリ上に展開されていて、ゲームが利用できるメモリ容量は少なくなりがちです。
そのため大きくメモリを消費するゲームでは、推奨動作環境を満たしているのに、実際ゲームを起動してみるとメインメモリ容量が足りなくなり、動作が快適でなくなってしまう場合があります。
では、ゲームを快適にプレイできるメインメモリ容量とは、いったい何MB(あるいは何GB)あれば良いのでしょう?

とりあえずは、Windows XP/Vista共に2GB以上

「Windowsが快適に動作し、加えてゲームも快適に動作する環境」は、メインメモリが2GBのラインをクリアしているのが望ましいといえるでしょう。とくに、オンラインRPGやFPS、RTSといったジャンルはメインメモリ容量を多く消費するタイプのものが多いので、これからゲーム用にPCを選ぶのであれば、推奨動作環境を最低限クリアするPCを強くオススメします。
一方、シングルプレイRPGやターン製のシミュレーションゲーム、2D表示のアドベンチャーゲームなどはメモリに関していえば、シビアに考えなくてもいいのですが、できれば余裕を持ってメインメモリ容量は2GB以上用意しておきたいところです。

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